火曜日, 10月 05, 2010

Nousaku 「能作」

気になっている場所へ、行ってきた。
富山県高岡市にある 金属鋳造会社「能作」。
http://www.nousaku.co.jp/index.html
僕にとって第二の故郷と言っても過言ではない富山県。
富山県で、今注目の企業「能作」。

【Report】
会社見学を能作ホームページ問合せより、依頼。
早々の対応で、会社見学OKとなり、訪問。
社長の能作さんは気さくな方で、ものづくり談話に花が咲く。

富山県企業は分業制が根強く、
能作は表面処理前の素地まで社内加工し、
面処理は外注している。
素材によって炉の大きさが異なり、能作では真鍮炉は300kgまで熔炉可能。
錫は業務用コンロのような機器を使用し、熔炉していた。
錫は、基本的には2次加工はおこなわず
パーティングの耳部を仕上げるだけのようである。
そのため型の砂を落す際は、水の圧力で砂を落している。
真鍮などの仕上げをおこなう際は、
旋盤加工もするが最終的には轆轤にて手仕上げする。
http://www.nousaku.co.jp/tech.html
「まだまだ手仕上げに勝る機械は無い」との名言。

能作さんの最近の活動として、
昨年(2009年)より海外展示会を開催しており、
フランス(ヨーロッパ圏)、中国(アジア圏)でも積極的な活動をされている。
本来はOEM生産の目安とするべく自社製品の開発をしたようだが、
自社製品が思いのほか反響があり、
雑誌、TVなどのメディアの取材が増えてきて、
ブランド、会社の知名度が格段に広がってきている。
(開発してから8年目にして売れる確信が持てたと、能作社長!)

その対応としてという訳ではないが、
自社ホームページのリニューアル、ショッピングサイトの構築、
カタログ、DM、包装紙まで一貫したものをデザイナーに依頼し、
メーカーとしての確立に挑んでいる。
今後はますます世界への発信をするべく、
ショッピングサイト担当、海外事業担当、
デザイン担当などの専門社員を数名雇い、対応するとのこと。

今後注目の企業のひとつです。

2 件のコメント:

  1. そして、その会社を扱う秩父市で唯一の会社がWAPLUS(ワプラス)なのである。
    宜しく!

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  2. そうです。
    皆さん秩父に来られた際には、
    ぜひ WAPLUS(ワプラス)さんへ。
    僕が「能作」を知ったのも、ここからでした。

    WAPLUS(ワプラス)
    http://shop-waplus.com/
    http://wa-plus.jp/

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