気になっている場所へ、行ってきた。
埼玉県秩父市にある 秩父銘仙織元「新啓織物」。
http://arakei.com/page/about.html
工場見学をメールにて問合せたところ、
すんなりOKしてくれた織元の新井さん。
訪問してみると夫婦で出迎えてくれて、
事細かく織物のこと、秩父銘仙の現状を説明してくれた。
絹織物の「秩父銘仙」~ほぐし織~は、明治後期から昭和初期に
かけて全国的な人気を誇るようになり、養蚕業などを含めると
市民の約七割が織物関係の仕事にかかわっていたと言われています。
秩父地域の基幹産業であったわけです。
ですが今は、秩父地域で織物関係の仕事をしている人の方が少なく、
秩父銘仙は 「絶滅危惧種」に属していると言っても過言ではないと思う。
この秩父銘仙の技法は機械化が困難な為、
今も職人の手により昔ながらの半木製織機で織られている。
半木製織機
僕自身もモノづくりをしているので絶滅危惧種の秩父銘仙を
目の当たりにし、もっと深くモノづくりについて考えようと思いました。
伝統工芸である「秩父銘仙」~ほぐし織~を
絶やすことなく奮闘している 新啓織物さん
...とても素敵な出会いでした。
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